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転職2026-10-09

IT企業のホワイトの見分け方は、会社の名前より国のサイトの数字。SEを3年やった私が、残業と有給を自分で調べる手順を書いた

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IT企業のホワイトの見分け方は、会社の名前より国のサイトの数字。SEを3年やった私が、残業と有給を自分で調べる手順を書いた

残業が続いて、しんどい。次こそホワイトなIT企業に入りたいのに、求人票はどこも「働きやすい」と書いてある。そこで手が止まった人へ。

IT企業のホワイトの見分け方で、私がいちばん確かだと考えているのは、会社ごとの残業と有給の数字を、国のサイトで自分で見ることです。会社の名前の順位は、この記事に出てきません。

比べる基準も国の統計から取ります。情報通信業の有給取得率は、平均で66.9%でした。

目次
  1. 【結論】IT企業のホワイトの見分け方は、会社ごとの数字を国のサイトで見る
  2. 「しょくばらぼ」で、この4項目を見る
  3. 比べる基準は、業界の平均と国の認定
  4. 載っていない会社と、数字の弱いところ
  5. 年収の表に出てこないものが、移ってから効く
  6. 求人を見る場所を1つ決めたい人へ
  7. 応募の前の10分で、数字を2つ拾う
  8. 中小・未経験・大手SIer。関連して検索される質問
  9. 中小のIT企業でも、ホワイトな会社は見つかる?
  10. 未経験でも、同じ見分け方は使える?
  11. 大手SIerなら、ホワイトと考えていい?
  12. 私ならこうする

【結論】IT企業のホワイトの見分け方は、会社ごとの数字を国のサイトで見る

「しょくばらぼ」で、この4項目を見る

厚生労働省の「職場情報総合サイト しょくばらぼ」は、会社の名前で検索すると、その会社の職場の数字が出てくるサイトです。

見るだけなら登録は要りません。載っているのは152,380件(2026年10月1日時点)。

私が見るのは4項目。名前はサイトの表記のまま写しました。

項目の名前何が分かるか
月平均所定外労働時間前の年度の、正社員1人あたりの残業。課長級以上は入らない
年次有給休暇取得率(全体)取った日数 ÷ 与えられた日数
正社員の有給休暇取得日数前の年度に1人が取った日数
新卒者等以外(35歳未満)の採用・定着状況直近3年度に入った人数と、辞めた人数

4行目は、新卒ではない若手がどれだけ残っているかの数字です。転職する側には、新卒の定着よりこちらが近い。

同じ厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」にも、「平均残業時間」と「年次有給休暇取得率」の項目があります。

求人票に「固定残業 ◯ 時間分」とある会社は、「固定残業代(みなし残業)の見方」も一緒にどうぞ。

比べる基準は、業界の平均と国の認定

数字だけでは、多いのか少ないのか分かりません。基準を2つ置きます。

1つめは業界の平均。厚生労働省の就労条件総合調査(令和7年)では、情報通信業の有給は、与えられたのが18.9日、取ったのが12.7日。取得率は66.9%でした。

残業の平均は「SEの残業時間の平均」に書いています。

2つめは「ユースエール認定」の基準です。常時雇用する人が300人以下の会社が対象の、国の認定。

  • 正社員の月平均所定外労働時間が20時間以下
  • 有給の取得率が平均70%以上、または取得日数が平均10日以上
  • 直近3年度に新卒などで入った正社員の離職率が20%以下

条件はほかにもあります。名前を知らないIT企業でも、認定のマークがあれば、上の線を満たすと国が認めた会社です。

載っていない会社と、数字の弱いところ

気になる会社が出てこないこともあります。しょくばらぼは、「職場情報開示に積極的な企業」を紹介するサイトだと名乗っています。載っていない会社が悪い、とは読めません。

そのときは、会社の新卒採用のページを開きます。若者雇用促進法で、新卒を募集する会社は、応募者などに求められたら「青少年雇用情報」を出す決まりだからです。

前の年度の月平均所定外労働時間や、有給休暇の平均取得日数がその項目に入っています。

国の指針は、ホームページなどで出しておくのが望ましい、としています。ただ、これは新卒の募集の決まり。中途の求人に応募する人は、面接で聞くことになります。

載っている数字にも、弱いところがあります。

  • 会社が自分で出した数字。サイトの規約は、正確さを保証しないと断っています
  • 会社全体の平均。事業所だけの数字は載せられない仕組みです。配属先や客先による差は見えない、と私は読みました
  • 入っていない人がいる。月平均所定外労働時間は、課長級以上を除いた数字です
  • いつの数字か。会社ごとのページの右上に「最終更新日」が出ます

年収の表に出てこないものが、移ってから効く

社内SEの経験は、私にはありません。書けるのは、SEからコンサルに移った話です。

私は大手の会社でSEを3年やり、コンサルに移りました。理由はお金です。この先の生活を考えるとお金が要る。働き方がハードそうで不安でしたが、それで決めました。

ホワイトなIT企業からコンサルに移ると、ギャップはかなり大きく感じます。ホワイトな会社は福利厚生があり、残業に厳しく、有給も多くて休みやすい。

コンサルは、ひとつの会社に長くいるという考えが薄いように感じます。有給が少なかったり、部署によっては休みづらかったり。福利厚生は会社によりますが、薄いところが多いです。

どれも、年収の表には出てこない項目でした。今の私なら、年収の横に上の4項目を書き足してから比べます。

求人を見る場所を1つ決めたい人へ

調べる会社がまだ決まっていない人は、先に求人を見る場所が要ります。その1つが、社内SEに特化した「社内SE転職ナビ」。ここは広告です。

このブログが紹介して報酬を受け取る条件では、ITエンジニアの経験があり、44歳までの人が対象。未経験の人と45歳以上の人は対象外なので、この広告はすすめません。

私はこのサービスを使っていません。公式のFAQで今日読めたことだけ書きます。

  • 登録から入社が決まるまで、求職者は無料
  • 面談はWebや電話でも受けられる。開始は平日10:00〜20:30、土曜10:00〜19:00
  • 利用の期限は無い。応募するのは、本人にその気がある求人だけ
  • 登録した内容によっては、求人の紹介に進めない場合がある

面談が何分かかるかは、公式では読み取れませんでした。当日の中身は「転職エージェントの面談で聞かれること」に。

対象外の人には、ハローワークの求人から入る道があります。ハローワークインターネットサービスの求人のページには、しょくばらぼを開くボタンが付いています。

応募の前の10分で、数字を2つ拾う

  • 気になる会社を1社、しょくばらぼで検索する。月平均所定外労働時間と年次有給休暇取得率をメモ
  • 20時間と66.9%の横に置く
  • 載っていない項目は、面接で聞くメモに回す。「配属先の残業は、会社の平均と比べてどうですか」

中小・未経験・大手SIer。関連して検索される質問

中小のIT企業でも、ホワイトな会社は見つかる?

手がかりはあります。ユースエール認定は、中小企業だけが対象です。認定された会社は、厚生労働省の「若者雇用促進総合サイト」で検索できます。IT企業が何社あるかは、数えていません。

未経験でも、同じ見分け方は使える?

使えます。新卒や既卒が対象の募集なら、青少年雇用情報を会社に求める道もあります。求めたことを理由に不利に扱わないことも、国の指針に書いてあります。

大手SIerなら、ホワイトと考えていい?

大きさだけでは決められません。就労条件総合調査では、1,000人以上の会社の有給取得率は69.0%。全体の66.9%より少し高い程度でした。配属先のことは、面接で聞くしかないです。

私ならこうする

私なら、気になる会社を3社だけ選び、しょくばらぼで4項目を横に並べます。

ただ、数字のいい会社に移れば片づく、とは書けません。私はSEを3年で辞めてコンサルに移りましたが、移った先でも結局SEの仕事をしていて、今も仕事ができないままです。

時間のしんどさは、会社を変えると動くことがあります。仕事ができないしんどさは、場所を変えても残ることがある。私は今もそっち側にいて、同じ側からこれを書いています。

転職は生活に関わる判断なので、会社の説明や公的な窓口でも確かめてください。

あなたが次の会社でいちばん減らしたいのは、残業ですか。それとも、休めない空気ですか。

出典(すべて2026年10月9日に確認):

元SEの転職ノートの中の人。文系・ITの知識ゼロで大手の会社にSEとして就職し、3年やりました。仕事がすごく苦手でしんどく、疲れてコンサルに転職しました。ところが転職先でも結局SEの仕事をしていて、今も仕事ができないままです。仕事ができなくて悩んでいる人に向けて、「私も今もできません」という側から書いています。
このブログでは、転職・資格・ITの勉強について、調べたことと自分の体験を雑記ログとして書いています。専門家ではないので、制度や締切は必ず公式の案内で確かめてください。

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