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転職2026-10-02

職務経歴書の書き方、SEは何を書く?ハローワークの資料を土台に、SEが苦手だった私が思う「伝わる経験」

職務経歴書の書き方、SEは何を書く?ハローワークの資料を土台に、SEが苦手だった私が思う「伝わる経験」

SEの仕事が向いていない気がする。転職したい。でも職務経歴書を開いたところで手が止まる。胸を張って書ける成果なんて、思いつかない。

その気持ち、分かります。私もSEの仕事がすごく苦手でした。

先に結論です。職務経歴書は、応募先が知りたいことに合わせて「やってきたこと」を整理する紙です。すごい成果が無くても書けます。作り方は厚生労働省の資料に手順ごと載っているので、それをなぞれば形になります。

目次
  1. 最初に、正直に書いておくこと
  2. 【結論】職務経歴書の型は、公式の資料に載っている
  3. 必須は4つ。あとは自分で選ぶ
  4. 職務経歴は、8つの点で書き出す
  5. 並べ方は3種類。迷ったら古い順
  6. 「成果がない」と思ったSEが、書けること
  7. 私の場合:苦手だった3年が、あとで役に立った
  8. 違う職種に応募するなら、3つを説明する
  9. 職務経歴書に時間をかけなくていい人
  10. 今日できる小さな一歩
  11. 職務経歴書のQ&A
  12. 職務経歴書は何枚が目安?
  13. 経験が浅いSEは、何を書けばいい?
  14. うまく書けないとき、誰かに見てもらえる?
  15. 私ならこうする

最初に、正直に書いておくこと

私は文系で大手の会社にSEとして入り、3年やってコンサルに転職しました。採用をする側の人間ではありません。自分の職務経歴書に何を書いたかも、この記事には出しません。

土台にしたのは、ハローワークインターネットサービスで公開されている「職務経歴書の作り方」です。厚生労働省の資料で、令和8年5月発行の版を2026年10月2日に読みました。資料に書いてあることと、私の考えは分けて書きます。

【結論】職務経歴書の型は、公式の資料に載っている

必須は4つ。あとは自分で選ぶ

資料によると、職務経歴書はA4縦で1〜2枚ほど。パソコンで横書きにするのが一般的です。様式は自由。

必ず入れるのは「標題」「氏名」「日付」「職務経歴」。この4つだけです。そこに「取得資格」「活かせる能力」「自己PR」「志望動機」などを自分で選んで足します。項目の数は全部で3〜6個くらいが一般的だそうです。

うれしい一文もありました。「開発担当プロジェクト一覧」のような別紙を付けるなら、その分の枚数が少し増えても差し支えない、とのこと。プロジェクトが多い人は、本体を2枚におさめて一覧を別にする手があります。

職務経歴は、8つの点で書き出す

資料がすすめているのは、いきなり清書をしないで、まず自分の経歴を振り返って紙やパソコンに書き出してみる、という進め方です。見る点は8つ。

資料にある振り返りの点SEなら(ここは私の当てはめです)
時期プロジェクトごとの開始と終了
入社・配属・異動などの別配属、プロジェクトの移動
勤務先会社名(正式な名前で)
会社概要事業の内容、従業員数
所属と人数チームの人数
役職と部下の人数メンバーか、リーダーか
職務内容担当した工程、使った言語や道具
実績どんな経過で、何ができたか

右の列は、資料の言葉を私がSEの仕事に置きかえたものです。資料そのものには載っていません。

並べ方は3種類。迷ったら古い順

経歴を古い順に並べるのが「編年体式」、新しい順が「逆編年体式」、仕事の種類ごとにまとめるのが「キャリア式」です。どれにするか分からなければ編年体式で、というのが資料の答えです。迷わなくていい。

文章は短く、「〜を担当」「〜に従事」のように名詞で止めるのが原則で、自己PRと志望動機の2つだけは「〜しました」というていねいな文にするとよい、とありました。本文の文字は10.5〜12ポイントくらいが目安です。

「成果がない」と思ったSEが、書けること

ここが一番つらいところだと思います。SEの頃の私は、自分でコードが書けませんでした。なんとなく読めるようにはなっても、一人ではどうにもできない。そういう人が「実績」の欄に何を書くのか、という話です。

資料は、この悩みにわりと具体的に答えています。強みがうまく整理できないときは、次の4つから思い出してみる、という方法です。

  • 仕事の中で心がけたこと、身についたこと、できるようになったこと
  • 努力したこと、大変だったけれど乗り越えたこと
  • やりがいがあったこと、ほめられたこと
  • どの仕事にも共通して、できること・得意なこと

売上や表彰のような派手な数字が無くても、「できるようになったこと」は書いていい、ということです。小さくていい。

私の場合:苦手だった3年が、あとで役に立った

ここからは私の体験です。

コンサルに移ってITのプロジェクトに入ったとき、SEとしての勘所が役に立ちました。エンジニアの人たちの会話が少し分かる。業務や仕様をのみこむのも早かった。助かりました。苦手でしんどかった3年は、無駄になりませんでした。

だから今SEの人には、「できなかったこと」ではなく「分かるようになったこと」を書き出してほしいです。設計書が読める。エンジニアと話が通じる。業務の流れを知っている。本人には当たり前でも、応募先によっては欲しい経験かもしれません。

もう1つ、私の実感です。コンサルへの転職活動は、思っていたほど大変ではありませんでした。コンサルの会社がエンジニア経験のある人をすごく募集している、と感じたからです。統計で確かめた話ではありません。あくまで私が感じたこととして読んでください。

違う職種に応募するなら、3つを説明する

別の職種に移りたい人も多いはずです。資料では、異なる職種への転職は一般に「未経験者」として扱われる、としたうえで、次の3つを説明するようすすめています。

  • なぜ違う職種(業種)へ移ろうとするのか
  • 応募先の仕事の中身を理解したうえで応募していること
  • その仕事をこなせる能力・適性があること

もう1つ大事な点として、資料は、同じ内容を何社にも使い回すのは適当でないと書いています。応募先が知りたいことに合わせて書く、というのが理由です。求人票や会社のサイトから「何を求めているか」を拾い、それに近い経験を前に出す。全部を書き直さなくても、並べる順番と見出しを応募先に合わせて変えるだけで、読み手に届く中身はずいぶん変わると私は思います。

専門用語にも注意が要ります。読み手が分かりにくい用語には、かっこ書きで説明を付けるよう資料は書いています。略語はSEどうしなら通じても、応募先の人事には通じないかもしれません。

職務経歴書に時間をかけなくていい人

社内の異動で済む人や、知り合いの紹介で話が進んでいる人は、ここまで作りこまなくて足ります。逆に、初めての転職で応募先がまだ決まっていない人は、清書の前の「書き出し」だけ先にやっておくと、あとが楽です。

自分で応募するか、エージェントを通すかで迷っている人は「転職エージェントは使わない方がいい?」も読んでみてください。

今日できる小さな一歩

  • 担当したプロジェクトを、時期と役割だけ箇条書きにする(清書はしない)
  • 「できるようになったこと」を3つ書く
  • ハローワークの「職務経歴書の作り方」と別冊ワークブックを保存しておく
  • 気になる求人を1つ開いて、求めている経験の言葉を拾う

職務経歴書のQ&A

職務経歴書は何枚が目安?

厚生労働省の資料では、A4縦で1〜2枚程度とされています。開発担当プロジェクト一覧などを別紙で付ける場合は、その分が少し増えても差し支えない、とのことです。

経験が浅いSEは、何を書けばいい?

資料は、実務能力に自信がない場合でも、研修の経験、いま勉強している分野、仕事への姿勢などからアピールできる、としています。できるようになったことを小さくても具体的に書くのがいいと、私は思います。

うまく書けないとき、誰かに見てもらえる?

資料には、うまく書けない場合や作ったあとに不安がある場合は、ハローワークの窓口で相談するよう書いてあります。利用の仕方は、最寄りのハローワークに確かめてください。

私ならこうする

私なら、いきなり清書はしません。まず8つの点でプロジェクトを書き出して、その横に「分かるようになったこと」を並べておき、応募先が決まってから、その会社が欲しそうな順に並べかえます。これを書けば通る、という正解は私には分かりません。それでも、白紙の前で止まっている時間は減らせます。

コンサルを考えている人は、移ったあとの話を「コンサルに向いてない人は?」に書きました。

SEの仕事で「分かるようになったこと」、1つ挙げるとしたら何ですか。

出典:

元SEの転職ノートの中の人。文系・ITの知識ゼロで大手の会社にSEとして就職し、3年やりました。仕事がすごく苦手でしんどく、コンサルに転職しました。
このブログでは、転職・資格・ITの勉強について、調べたことと自分の体験を雑記ログとして書いています。専門家ではないので、制度や締切は必ず公式の案内で確かめてください。

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