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資格と申込締切2026-10-05

ITパスポートの勉強時間、100〜180時間は公式の数字ではない。知識ゼロでSEになった私が、12月の休止までの日数で割ってみた

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ITパスポートの勉強時間、100〜180時間は公式の数字ではない。知識ゼロでSEになった私が、12月の休止までの日数で割ってみた

今の仕事、このままでいいのかな。少しでもITが分かれば、選べる道が増えるかもしれない。

そう思ってITパスポートの勉強時間を調べると、「20時間」から「180時間」まで出てきます。9倍の開き。どれを信じればいいのか、迷いますよね。

試験をやっているIPAは、勉強時間の目安を出していません。 公式にあるのは、出題数と合格基準と合格率です。

それと、期限があります。2026年12月28日から、ITパスポートは休止の予定です。今日(10月5日)から12月27日まで、83日。

目次
  1. 【結論】勉強時間に「公式の数字」は無い
  2. IPAのページにあるのは、試験の形
  3. 「◯時間」は、教える側の目安
  4. 公式の合格率は、社会人52.7%
  5. 知識ゼロでSEになった私が、1年目の自分に言いたいこと
  6. 休止まで83日。1日あたりに直す
  7. 受けられるのは12月27日まで
  8. 20時間なら1日15分、180時間なら2時間10分
  9. 春に回すと、出題の分け方が変わる
  10. 独学で足りる人、講座が合う人
  11. 年内に受けるなら、まずこの3つ
  12. ITパスポートの勉強時間で、よく出てくる質問
  13. 社会人は何時間くらい見ておけばいい?
  14. 1か月で間に合う?
  15. 私ならこうする

【結論】勉強時間に「公式の数字」は無い

IPAのページにあるのは、試験の形

IPAの試験区分のページと、iパスのサイト(受験要領・試験内容・よくある質問)を読みました。私が読んだ範囲に、勉強時間の目安はありません。書いてあったのは、こういう中身です。

  • 試験時間は120分。100問で、4つから1つを選ぶ形式
  • ストラテジ系(経営全般)35問程度、マネジメント系(IT管理)20問程度、テクノロジ系(IT技術)45問程度
  • 合格基準は、総合評価点が1,000点満点で600点以上。しかも3つの分野それぞれで300点以上
  • 受験料は7,500円(税込)

120分を100問で割ると、1問あたり72秒です(私の計算)。

1つ、気になった注記があります。評価に使うのは100問のうち92問。点数はIRTという方式で出す、と書いてありました。なので「60問正解すれば600点」とぴったり言えるのかは、私には分かりません。

「◯時間」は、教える側の目安

じゃあ、検索で出てくる時間はだれの数字か。資格の講座や解説サイトが書いている目安です。

たとえばアガルートのコラム(2026年9月7日更新)は、通常は100〜180時間ほど、基礎知識がある人なら約20時間、と書いています。冒頭の「9倍」は、この幅のことです。

目安があるのは助かります。ただ、IPAが決めた数字ではない。ここは分けて読みます。

公式の合格率は、社会人52.7%

IPAは毎月、試験結果を出しています。令和8年度の4〜8月の累計を表にしました。

区分受験者合格率
全体92,634人49.3%
社会人70,245人52.7%
社会人のうちIT系14,779人51.5%
社会人のうち非IT系55,466人53.0%
学生22,389人38.8%

非IT系の人のほうが、わずかに高い。仕事がITでないと不利、とはこの数字からは言えません。励みになります。

ただ、社会人でも2人に1人は落ちています。準備なしで通る試験ではないです。区分は申込みのときのアンケートが元、という注記もありました。

知識ゼロでSEになった私が、1年目の自分に言いたいこと

合格までの体験談は、この記事には書いていません。私に書けるのは、知識ゼロからITを勉強するとどうなるか、のほうです。

私は文系で、ITの知識がないまま大手の会社にSEとして入りました。Javaから始まって、Git、HTML、CSS、データベース、Spring Framework。覚えるものが次から次に出てきます。小さくて簡単なものなら分かるのに、業務のコードになると迷子になる。しんどかったです。

その頃の自分に言いたいのは2つ。考えすぎないこと。それと、細かい1つと全体の両方から見ること。

出題範囲は、3つの分野、23の中分類に分かれています。広いんです。

なので私なら、分からない言葉が出ても立ち止まりません。まず全体をざっと通す。細かいところは2回目に回します。目安の時間に9倍も開きがあるのは、この「立ち止まる時間」の差じゃないか。私はそう見ています。確かめた数字はないです。

休止まで83日。1日あたりに直す

受けられるのは12月27日まで

IPAの案内(2026年8月3日更新)では、休止は「2026年12月28日以降」。今から申し込む人が選べる試験日は、12月27日までです。会場によっては、それより前に休止になることがあるとも書いてあります。最後の週はあてにしないほうがいいです。

年明けのことは「2026年秋頃にお知らせ」とあります。今日見たかぎり、IPAの新着情報にその案内はまだ出ていませんでした。日程の全体は「基本情報は12月28日以降お休みの予定」にまとめています。

20時間なら1日15分、180時間なら2時間10分

目安の時間を、83日で割りました(私の計算)。

  • 20時間:1日あたり約15分
  • 100時間:1日あたり約1時間12分
  • 180時間:1日あたり約2時間10分

知識ゼロなら、私は多いほうで見積もります。1日2時間10分は、仕事のあとだと重い。土日に4時間ずつ取れれば、平日は1時間半を切ります。

春に回すと、出題の分け方が変わる

基本情報の勉強時間の記事では、年内に間に合わなくても春に持ち越せる、と書きました。ITパスポートは、少し事情が違います。

IPAの公表資料(2026年3月31日公開)では、ITパスポートは2027年度の春頃から「内容変更」の予定です。出題分野を、今の3つから「ビジネス」「テクノロジ」「セキュリティ・倫理」に整理し直す。データマネジメントの基礎なども新しく加わる、とあります。試験時間120分と100問は同じです。

基本情報には「問う知識の範囲そのものに変更はない」という注釈が付いています。ところがITパスポートの項目には、その注釈がありません。

つまり、今の本で勉強して春に受けると、足りないところが出るかもしれない。検討中の内容なので変わることはありますが、私は年内に受けるほうに倒します。新しい制度の全体は「IT資格のロードマップ」に書きました。

独学で足りる人、講座が合う人

先に、独学で足りる人から。

  • iパスのサイトにある過去問(年度ごとの問題と解答)を、自分で進められる人
  • 本を1冊、自分のペースで読み切れる人
  • すでにITの仕事をしていて、言葉になじみがある人

この3つのどれかに当てはまるなら、お金をかけるのは受験料の7,500円と本代で足ります。

講座が合うのは、何から手をつけるか決められない人。動画で順番に教わるほうが続く人です。アガルートのITパスポート試験の講座は、公式サイトで14,080円(税込、2026年10月5日に確認)でした。私はこの講座を受けていません。中身の良し悪しは言えないので、公式サイトで自分の目で確かめてから決めてください。

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そもそも受けなくていい人もいます。もうITの現場にいて、次もITの中で動く人です。その話は「IT資格は意味ない?」に回します。

年内に受けるなら、まずこの3つ

  • iパスのサイトで過去問を開き、10問だけ時間を計って解く。1問72秒に収まるかを見る
  • カレンダーの12月27日に印をつけて、そこから手前に数える
  • 受けたい会場の空きを、iパスのサイトで見る。会場によって、最後の日が違うことがあります

ITパスポートの勉強時間で、よく出てくる質問

社会人は何時間くらい見ておけばいい?

公式の目安はありません。講座のコラムでは100〜180時間という書き方を見ます。公式に分かるのは合格率で、社会人は52.7%でした。私なら多いほうで見積もって、過去問を解いてみてから減らします。

1か月で間に合う?

100時間を30日で割ると、1日3時間20分です。講座のコラムには、基礎知識がある人なら約20時間という目安もあります。知識ゼロで働きながらだと、私は2か月は見ます。

私ならこうする

私が今、知識ゼロで受けるなら、先に試験日を決めます。12月の頭です。会場によっては27日より前に終わるので、ぎりぎりは避ける。

そこから手前に数えて、1日の時間を割り出します。やってみて足りなければ、日にちを後ろへ動かす。申込みの変更は、試験日の3日前までできます。

日にちが先、時間はあと。

12月27日までの間で、あなたが机に向かえるのは何曜日ですか。

出典(すべて2026年10月5日に確認):

元SEの転職ノートの中の人。文系・ITの知識ゼロで大手の会社にSEとして就職し、3年やりました。仕事がすごく苦手でしんどく、コンサルに転職しました。
このブログでは、転職・資格・ITの勉強について、調べたことと自分の体験を雑記ログとして書いています。専門家ではないので、制度や締切は必ず公式の案内で確かめてください。

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