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転職2026-09-30

コンサル転職で後悔しないために。SEから移った私が感じた4つのギャップ(中身がIT会社・派遣のような働き方・休み・待機期間)

コンサル転職で後悔しないために。SEから移った私が感じた4つのギャップ(中身がIT会社・派遣のような働き方・休み・待機期間)

SEがしんどい。給料も上げたい。だからコンサル。

その流れ、すごく自然だと思います。私もSEからコンサルに移りました。

ただ、移ってみて感じたのは、後悔につながりやすいのは給料よりも「思っていたのと違う」のほうだということ。この記事では、そのギャップを4つ、先に書いておきます。

目次
  1. 【結論】後悔は「会社選び」と「働き方の違い」から来る
  2. 名前はコンサルでも、中身はIT会社のことがある
  3. 会社を選ばないと、派遣のような働き方になることも
  4. ホワイトなIT企業から移ると、休みと福利厚生の差が大きい
  5. 待機期間(アベイラブル)は、正直不安になる
  6. それでも、移ってよかったこと
  7. 給料は比較的高い水準だった
  8. 苦手だったSEの経験が効いた
  9. 後悔しやすい人、しにくい人
  10. 入る前に確かめておきたいこと
  11. コンサル転職のよくある質問
  12. コンサルのアベイラブルとは?
  13. ITコンサルと言いながら、開発ばかりの会社はある?
  14. コンサルは有給が取りにくい?
  15. 私ならこうする

【結論】後悔は「会社選び」と「働き方の違い」から来る

名前はコンサルでも、中身はIT会社のことがある

いちばん気をつけてほしいのがここです。

「コンサル」と名乗っていても、実態はIT会社に近いところが多いと私は感じています。仕事の中身が、ほとんど開発や運用という会社もあります。

SEがしんどくてコンサルに行ったのに、やることはSEのころとあまり変わらない。ここは気をつけないといけないギャップです。

会社を選ばないと、派遣のような働き方になることも

もうひとつ。コンサルは場所を選ばないと、人をお客さんのところに出すだけの、派遣会社のような形になりえます。

誤解のないように書くと、そういう会社でも給料の水準はやはり高いです。なので、給料が目的なら悪い選択ではありません。

でも、「上流の仕事をやりたい」という理由でコンサルに行くなら、話は別。ある程度名前が知られている会社を選ぶのがベストだと、私は考えています。

ホワイトなIT企業から移ると、休みと福利厚生の差が大きい

ホワイトなIT企業からコンサルに移ると、ギャップはかなり大きく感じます。

ホワイトな会社だと、福利厚生があって、残業には厳しく、有給休暇も多くて休みやすい。コンサルは、ひとつの会社に長くいるという考え方があまりないように感じます。有給が少なかったり、部署によっては休みづらかったり。福利厚生は会社によりますが、薄いところが多い印象です。

ここで、公式の数字も見ておきます。厚生労働省の「就労条件総合調査」(令和7年。2026年9月30日に原文のPDFで確認)では、有給休暇の取得率はこうでした。

産業(調査の分類)付与日数取得日数取得率
情報通信業18.9日12.7日66.9%
学術研究,専門・技術サービス業18.4日12.3日66.8%

下の分類には、経営コンサルタント業が入ります。業界全体の平均で見ると、ほとんど差はありません。

正直、これは私の実感とは少しずれています。たぶん、差が出るのは業界ではなく、会社ごと・部署ごとなんだと思います。平均が同じでも、自分が入る部署が休みづらければ意味がないので。ここは面接や口頭で確かめるしかない部分です。

待機期間(アベイラブル)は、正直不安になる

ここからは、私の体験です。

コンサルには「アベイラブル」と呼ばれる、待機の期間があります。どのプロジェクトにも入っていない状態で、その間は勉強や社内の研修をして過ごします。

私もアベイラブルになったことがあります。

この期間が長いと、プロジェクトが決まらなくて不安になるんですよね。

不安になる理由ははっきりしていて、評価の仕組みです。コンサルの評価は、基本的にプロジェクトに入って、お客さんから良い評価をもらうことで決まります。アベイラブルが長いと、評価がつかなくなる。

それでも、移ってよかったこと

ギャップばかり書きましたが、よかったこともあります。

給料は比較的高い水準だった

給料は、比較的高い水準でした。ただし、これは私の場合です。給料が上がる人・下がる人の割合は「転職で年収は上がる?」に公式の数字でまとめています。

苦手だったSEの経験が効いた

ITのプロジェクトに入ったとき、エンジニアとしての勘所が役に立ちました。エンジニアの人たちの会話が少し分かる。業務や仕様をのみこむのも早い。コードを一人で書けないまま辞めた3年でしたが、無駄にはなりませんでした。

後悔しやすい人、しにくい人

私の実感から言うと、こうです。

後悔しやすいかもしれない人

  • 休みの取りやすさや福利厚生を、給料と同じくらい大事にしている人
  • 「上流をやりたい」のに、会社の中身を確かめずに決めようとしている人
  • プロジェクトが決まらない期間に、強く不安を感じやすい人

後悔しにくい人

  • 給料の水準を優先していて、休みや福利厚生の差は受け入れられる人
  • 自分からプロジェクトに入りにいける人(能力より主体性が大事だった話は「コンサルに向いてない人は?」に書きました)

入る前に確かめておきたいこと

  • 求人や会社の公式サイトで、実際の仕事が「開発」「運用」「保守」中心か、「課題の整理」「提案」中心かを見る
  • 面接で、自分が入る部署の有給の取り方と、アベイラブルのときの過ごし方を聞く
  • 今の会社の福利厚生を書き出して、なくなっても平気なものと困るものに分ける

コンサル転職のよくある質問

コンサルのアベイラブルとは?

どのプロジェクトにも入っていない待機の期間のことです。勉強や社内の研修をして過ごします。評価はプロジェクトでのお客さんの評価で決まることが多いので、長引くと評価がつきにくくなります。

ITコンサルと言いながら、開発ばかりの会社はある?

あります。コンサルと名乗っていても、実態は開発や運用がほとんどという会社もあると私は感じています。求人の仕事内容と、面接での説明で確かめてください。

コンサルは有給が取りにくい?

公式の統計では、コンサルが入る分類の有給取得率は66.8%で、情報通信業の66.9%とほぼ同じです。ただ、私の実感では会社や部署で差が大きいので、入る部署ごとに確かめるのが確実です。

私ならこうする

もう一度コンサルに移るなら、まず「その会社で自分がやる仕事は何か」を具体的に聞きます。開発や運用が中心なら、SEのころと何が変わるのかを自分に問う。上流をやりたいなら、ある程度名前が知られている会社を選びます。休みや福利厚生が大事な人は、給料と引きかえにしていいかを、転職の前に決めておいてください。今の職場のしんどさがどこから来ているかは「客先常駐を辞めたいとき」にも書いています。

転職の判断は、公式の案内や専門家の意見も確かめてからにしてください。

あなたがコンサルでやりたいのは、上流の仕事ですか。それとも、給料の水準ですか。

出典:

元SEの転職ノートの中の人。文系・ITの知識ゼロで大手の会社にSEとして就職し、3年やりました。仕事がすごく苦手でしんどく、コンサルに転職しました。
このブログでは、転職・資格・ITの勉強について、調べたことと自分の体験を雑記ログとして書いています。専門家ではないので、制度や締切は必ず公式の案内で確かめてください。

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